短時間で効率よく子供の学力をあげる方法!29日放送のダウンタウン『100秒博士アカデミー』で”算数ができる子になる勉強法”が紹介されました。西の灘中学校、東の開成中学校など、日本トップクラスの進学校にこれまで2500人以上合格させてきた家庭教師・西村則康さんが番組に登場。

35年間に渡り受験指導を行い、10年前から家庭教師に転身した西村さんの子供の学力を上げる方法はかなり独特。「リビングはいつも適度に散らかしておけ」「親は子供を怒る前に6秒待て」。その勉強方法とは!?

算数ができなければ”国語”を勉強すればい良い!

西村博士の持論
国語の「てにをは」を上手に使えるようになると
算数は飛躍的に伸びます。

35年にわたって子供を見てきた私の経験上
算数のできない子供の多くは「てにをは」をうまく使えません。

 ☆ ある数 を 10 で 割る
 ★ ある数 で 10 を 割る

「違いわかりますよね」
というように「を」と「で」を使い間違えるだけで
もしくは読み取り間違いするだけでその問題そのものが変わってしまいます。

そういう回答のミスが非常に多いんです。
じゃあ、どうすれば「てにをは」の使い方が上手になるのか
それには2つあります。


■ 音読の仕方 『音読』をする時に「てにをは」のところを強調して読ませる。
『句読点』に注意して句読点で必ず切る。

この2つのことをやるだけで「てにをは」を
ちゃんと使えるようになります。

文章の「てにをは」の部分に『印』をつけながら音読すると効果的


■ 家庭内での会話
家庭内での会話というのは”単語だけ”で終わってしまう。
例えば「テッシュ」、これは「テッシュ取って」とわかりますよね。

でも「テッシュ取って」ではダメなんです。
「テッシュ を 取って」という風に普段から「てにをは」を使うような
言語生活をしてほしいんです。

「てにをは」は、10歳までに理解するのが理想


タレント・勝俣 州和さんの娘さんが通う小学校は1年のとき算数がなく
2年になってから習うそうです。

1年の時に国語をしっかり学ばせる。
問題の意味がわからないうちに算数やってもできないから
ということのよう。


「算数の基礎は全て国語にある」
と教育学者・斎藤 孝さんは、このやり方に大賛成でした。


子供の学力アップ必勝法!


■ リビングはいつも適度に散らかしておけ
きれいなリビングは子供にとって全然たのしくない
子供の私的好奇心に刺激が必要で、自然に散らかっているリビングが理想

■ 親は子供を怒る前に6秒待て(6秒ルール)
子育てというのは、こうあってほしいと願う”親の理想像”と
実際の”現実の子供”のギャップで悩み続けるもの。

そういう中でガーンと叱る事も当然ある。
ところが、その時の叱り言葉というのは感情の投げつけ。
親の”感情の投げつけ”は子供に意味が伝わらない。

子供を叱る前に「6秒」待つと感情が収まる。


『100秒博士アカデミー』はダウンタウン司会の教養バラエティ番組。
TBS系列で毎週火曜日22時から放送中!

22日にスタートした当番組の初回視聴率は6.2%(関東地区)でした。